<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

ページを作りました。
来院される皆様に関係する内容となりますのでご確認下さい
       ↓
『当院でのコロナウイルス対策ページ』はこちら


どうも、新川です。

「気」のお勉強メモとして。

沢庵宗彭が記した
『不動智神妙録』より

心の置所
心を何處に置かうぞ。
敵の身の働に心を置けば、敵の身の働に心を取らるゝなり。
敵の太刀に心を置けば、敵の太刀に心を取らるゝなり。
敵を切らんと思ふ所に心を置けば、敵を切らんと思ふ所に心を取らるゝなり。
我太刀に心を置けば、我太刀に心を取らるゝなり。
われ切られじと思ふ所に心を置けば、切られじと思ふ所に心を取らるゝなり。
人の構に心を置けば、人の構に心を取らるゝなり。
兎角心の置所はないと言ふ。(『沢庵和尚全集』/古林如拙 編/上田屋書店より)

—————————————————————

沢庵宗彭(1573〜1645)
但馬国出石に武士の子として生を受け、
その後9歳で出家し、臨済宗の僧侶となる。
多くの著作を残すが、
医学に関するものとして、
『医説』、『骨董録』、『結縄集』、『旅枕』などが挙げられる。

—————————————————————
『不動智神妙録』に関しては、
将軍家剣術指南役の柳生宗矩の与えたものとされ、
「剣禅一如」の思想が説かれております。

気を調ふと云ふ事簡要なり(『結縄集』より)
とあり、偏ることなく、無心となることを是とした
沢庵和尚ならではの一節です。


《参考URL》
古林如拙 編『沢庵和尚全集』,上田屋書店,明30.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/823355 (参照 2023-02-01)
https://dl.ndl.go.jp/pid/823355/1/2

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here