<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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どうも、新川です。
こちらの図、
中国の長沙市郊外、馬王堆漢墓にて発掘された
導引(呼吸や身体を動かして行う一種の養生法)をあらわしているものの一部です。
馬王堆漢墓には、
利蒼という前漢(紀元前206年〜8年)初期に、長沙国を治めていた宰相と
その家族が埋葬されており、
その中の多くの副葬品の一つとして、
こちらの導引図も発見されました。
導引図は
「帛書」といわれる絹布に書かれたもので、
計44人の老若男女様々な人物が描かれていたようです。
上に記載の図は、
動物の動きを模倣したとされるものの一つです。
こちら以外の図を見ても
実に様々な動きが躍動感を伴って描かれているのが印象的でした。
副葬品を選ぶにあたり、
風習、習慣、故人の思いなど様々な意図があるかと想像できますが、
導引図が納められていたのは
健康であり続けたいという願いなのか、
または共に埋葬するほど貴重なものだったのか、
はたまた権威の象徴としてなのか。
当時の人は何を思うか、ですね。