<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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どうも、新川です。
平安時代から鎌倉、室町時代にかけて、
日本と大陸(中国、朝鮮など)とのつながりにおいて
仏教僧が大きな役割を果たしていたといわれております。
文化、芸術をはじめ医療の分野にも大きな影響があったようです。
室町時代に目を向けると、
田代三喜が足利学校を経て、その後「明」へ留学したのが長享元年(1487年)。
留学といいましても、
簡単に行くことはもちろん出来ず、
渡航費用の問題や船に乗っていくにも難破する可能性もあり
まさしく命がけで学びに行っていたようです。
三喜に関しては、
足利学校の前に妙心寺にて僧侶となり医学を学んだとあり、
一説では妙心寺の支援者である大内氏の存在が大きく、
大内氏は明や朝鮮との貿易を通して経済力を高めていたことから
留学生への支援もしていたようですが、
その枠に入るだけでも凄まじい競争があったのは想像できます。
学ぶにしても
数少ない機会を生かして
様々な壁を乗り越えていたことを考えると、
自分の置かれている環境のありがたさを痛感するところです。