<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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どうも、新川です。
『診病奇侅』
「通腹形證」の項より。
「病の半より、腹形常を變じて脊につき、
削りて去りたる如くに、
胸肋よりは板の如くになりて、
横骨の處にて段々に高くなるは、悪候なり、
疫にも痢にも、一二日のうちに如此になること多し、難治とす、
動悸などあらはれて、至てあしく見ゆるまで知らずにはすまず、
腹候に熟して、預め決斷すべし、(南陽)」
(『診病奇侅』医道の日本社 より抜粋 )
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memo
横骨:恥骨、別名として下横骨、蓋骨とも
疫:強烈な伝染性をそなえた感染症
病が至りきっては手遅れであり、
正確な腹診を通して、
早めに予後を読み取り、
判断していかなければならない。
緊張感のある一節となっている。
《参考文献》
『診病奇侅』医道の日本社
《参考URL》
『叢桂亭医事小言. 巻之1-6 / 原南陽 口授 』
早稲田大学図書館 (Waseda University Library)
https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ya09/ya09_00077/index.html