<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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こんにちは、受付の田村です。

先日の事です。
受付に座っていたら、斜め後方から熱い視線を感じました。

振り返ると下野先生。

田村さん、花粉ですか?
目が腫れてますよ

たまたまです\(//∇//)/

春ですね。
あっという間に過ぎるこの季節。
…と前回のブログでも言ったばかりだと言うのに、早くも一周回って来(てしまい^^;)ました。

前回ブログで2月は逃げる、3月は去る、と言いましたが、1月はいぬると言います。

「いぬる」なんて今ではほとんど使わないですが、大正生まれの祖母は、この言葉を使っていました。

「ぼちぼちいぬるわ」
「〇〇さん、いにはったん?」

「いぬる」とは、帰る・去る・亡くなるなどの意味を持つ古語です。

余談ですが「いなない、いにます、いぬ、いぬるとき、いぬれば、いね」の、ナ行変格活用です。
こうやって覚えましたよね。

そう言えば祖母は4人を「よったり」とも言っていましたが、
「みたり、よたり(よったり)、いつたり…」この数え方、日本書紀にも記されている正式な大和言葉なんだとか。

おばあちゃん、大和言葉の使い手だったとは。

普段から着物を着ていた祖母は、当然ですが着付けも出来たし、着物や浴衣、布団も縫っていました。
おはぎやヨモギのお団子もよく作ってくれました。
祖母は「ヨモギ」も「ヨゴミ」と呼んでいましたが、「ヨゴミ」は古語ではなく京言葉なんだそうです。
ゴキブリは「ぼっかぶり」、お尻は「おいど」でした。

おいどをぱくり
おいどをぱくり

なんだか祖母が歴史の伝承者に思えてきました。

昔の人は当たり前に出来た事でも、今の私からすれば凄い特技です。
みんなスーパーおばあちゃんだったんですね。

言葉の変遷に伴い、「見れる」「食べれる」等のら抜き言葉も認められるようになって来つつあるとか。
未来の若者は、どんな言葉を話すのでしょうか。

人生100年時代の今、元気で長生きして、若者言葉も使いこなせるスーパーおばあちゃんに私もなりたいです。

ひな祭り 過ぎちゃいましたが
ひな祭り 過ぎちゃいましたが

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