<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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どうも、新川です。
「気」について調べている中で、
習気という言葉を目にしました。
見慣れない言葉でしたので、
少し調べると、どうやら仏教用語のようでして、
「その場に残される影響」「煩悩の余勢」
のような意味をもつようです。
(もっと深い意味を持つのかもしれませんが、いかんせん門外漢なのでご勘弁を)
とある経典の中には、
たとえとして
「器の中にあった香りがするものを取り除いても余香が残る」という表現があるようです。
ここからは自分の勝手な解釈および感覚の話になりますが、
この習気というものをいかに消して臨床の現場に立てるか
というところがありまして、
それまでにどんな精神状態であろうが、
そんなもの(これが煩悩でしょうか)に引きずられることなく
ただ一人の鍼師としてその場にいることが大事なんではなかろうかと、
思うわけです。
もちろん、毎回仕事の度に
「習気を払うぞ」なんてことさえも意識しませんが、
集中して事に臨んでいる時は
そのような状態に近いのかもしれません。
何事にも囚われない心持ちでありたいと思います。
猛暑の中でも次々と花を咲かせています。
たくましい。