『その刹那』 /鍼灸院 一鍼堂
『その刹那』 /鍼灸院 一鍼堂

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林です。どうも。
僕は人間様と話すより、
なんだかこの先は怖いぞと直感する闇であったり、
未来に対する予感であったり、
星々であったり。
石や木であったり、
時にコンクリートやかつて人の作ったものであったりするんですが、
そういったモノたちと声も出さずに対話するのが堪らなく好きでして。
針というものは、
そういったものを許す、
なんとも懐の広いものであります。
ありがたいです。
読み合いなんです。
間合いの。
針の間合いにおいて、
その一瞬において、
七情も、安らぎを交わす事も、或いは
はたかも激動の時代を通ったかのような心の
震えを、
その刹那に覚えさせて頂けるのです。
大変にありがたいことです。

一。

技術はその支配下にあります。

だから、
うちで働いてる子に言いますけども、
技術を学びたいのなら
僕はなに一つ教える事はないから、
他に行った方がいいよ。

僕なりの愛をもって。

さあ、今日もやりますか。

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