<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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こんにちは、為沢です。
『格致餘論』の続きを紹介して参ります。
格致餘論:癰疽當分經絡論
六陽經、六陰經之分布周身,
有多氣少血者,有少氣多血者,
有多氣多血者,不可一概論也。
若夫要害處,近虛怯薄處,
前哲已曾論及,惟分經之言未聞也。何則?
諸經惟少陽、厥陰經之生癰疽,理宜預防,
以其多氣少血,其血本少,
肌肉難長,瘡久未合,必成死證。
其有不思本經少血,遽用驅毒利藥,
以伐其陰分之血,禍不旋踵矣!
請述一二成敗之跡,以告來者。
癰と疽は経絡に分けるべきであるということについて
・癰…
癰には”塞ぎ止める”という意味があり、邪気が滞って経脈気血を塞ぎ、
局部に腐乱・化膿などの変化が現れる疾患の総称。
・疽…
阻滞し不通になるという意味があり、
邪が気血を阻滞させることによって起きる
肌肉・筋・骨の化膿性疾患を指す。
経絡によって多気少血、少気多血の違いがあり、
経絡上、少陽と厥陰で癰疽を生じた場合だけは
予防しなければならないということを述べております。
参考文献:
『格致餘論注釈』 医聖社
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
だいぶ前に行った水族館のニフレルにて。
大きな魚がメガネモチノウオで、
目の上にいる小さな魚がホンソメワケベラといい、
ホンソメワケベラはいろんな魚の体表についている
寄生虫を食べる習性があるため
“海のドクター”や”お掃除屋さん”と言われております。
この時もメガネモチノウオはホンソメワケベラに身を委ね、
エラの中まで掃除されてました。
為沢
なんだかメガネモチノウオ、ゆったりした表情。ホンソメワケベラの治療を受けている最中と知って納得。
ホンソメワケベラには偽物がいるんですが、ここは水族館だからモチノウオはその心配をする必要はなさそうですね。
ショーティーさんへ
コメントありがとうございます!
仰る通りホンソメワケベラのフリして
魚に噛み付く偽物がいるみたいで、
ホンソメワケベラからしたら困ったものですね。
本物のホンソメワケベラは
凶暴な魚からも襲われないくらい信頼が厚い魚のようなので、
他の魚を治療することで自分の身を守っている頭のいい魚です。
魚からも学ぶところがありますね。