<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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こんにちは、為沢です。
今回は鍼灸重宝記の続きを紹介します。
小児の脉法
つづき
男は左り、女は右の手の、
食指の本の節を風関とし、
中の節を気関とし、第三の節を命関とす。
その紋、風関にあれば、病あさく治し易し。
気関にあれば、病重しとす。
命関にあれば、病すでに深く治しがたし。
紋の色、むらさきは熱とし、赤は傷寒とす、
青きは驚風をつかさどる、白きは疳の病、
黒きは悪気にあてらるる、
黄なるは脾の困みつかるるなり。
淡赤きは、寒熱表にあり。
深紅は、傷寒、痘疹を主とる。
紋乱るるときは、病久し。
細なるときは、腹いたみ、多く啼き、乳食消せず、
麁くして、直に指さきに入るは、
驚風をつかさどる、悪証なり。
黒く墨のごとくなるは、諸病ともに治しがたし、
かならず死す。
右は心肝に應じ左は肺脾に應ず。
魚刺の形は驚風、痰熱を主どる。
懸針の形は傷風、泄瀉、積熱を主る。
水字の形は食積、咳嗽、驚風と疳。
乙字の形は肝の病、きやうふうを主る。
虫の形は肝虫、大腸穢積を主とる。
環の形は疳積、吐逆をつかさどる。
珠のかたちは死をつかさどるなり。
乱れたる紋は虫をつかさとる也。
つづく
家の近所の公園にて。
お正月休みはどこも行けませんでしたが、
娘はどんな状況でも楽しみます。
ご覧の通り落ち葉が大好きです(笑)
参考文献:
『鍼灸重宝記』医道の日本社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
為沢