<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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こんにちは、為沢です。
『格致餘論』の続きを紹介して参ります。
格致餘論:醇酒宜冷飲論
つづき
今則不然,不顧受傷,只圖取快。
蓋熱飲有三樂存焉,膈滯通快,喉舌辛美,蓋行可多。
不知酒性喜升,氣必隨之,痰鬱於上,
溺澀於下,肺受賊邪,金體必燥。
恣飲寒涼,其熱內郁,肺氣得熱,必大傷耗。
其始也病淺,或嘔吐,或自汗,
或瘡痍,或鼻查,或自泄,或心脾痛,尚可發散而去之。
若其久也。
為病深矣,為消,為渴,為內疸,
為肺痿,為內痔,為鼓脹,為失明,
或喘哮,為勞嗽,為癲癇,亦為難明之病,
倘非具眼,未易處治,可不謹乎?
或曰:人言一盞冷酒,
須二盞血乃得行,酒不可冷飲明矣。
余曰:此齊東之語耳!
今參之於經,證之以理,
發之為規戒,子以為迂耶?
醇酒は冷やで飲むべきことについて
古人は1日に酒を飲んでも3杯は超えなかったが、
今はそうでもなく、傷つくことを顧みず
ただ快楽を得るため大量に飲酒するため、
大量の飲酒は禁忌であることを述べております。
参考文献:
『格致餘論注釈』 医聖社
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
お正月は遠出はできませんでしたが、
良い日和が続きました。
為沢