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こんにちは、為沢です。
今回は鍼灸重宝記の続きを紹介します。
小児の脉法
左の腮は、肝に属す、
色青きを順とし、白きを逆とす、
赤きは肝經の風熱を主どり、
青黒きは驚風腹痛をつかさどり、
淡赤きは、潮熱、痰嗽をつかさどる。
右の腮は肺に属す、
色白きを順とし、赤きを逆とす、
赤きこと甚しきは、咳嗽、喘息を主る、
その色、頦へ傳れば、
小便赤くしぶり、あるひは通ぜず。
額は心に属す、
色赤きを順とし、黒を逆とす、
青黒きは、驚風、腹いたみ、契瘲、
啼をつかさどる、少し黄なるは
盗汗、驚疳、骨熱することをつかさどる。
鼻は脾に属す、
色黄なるを順とし、青を逆とす、
赤きは脾經の虚熱を主る、
ふかく黄なるは小便通せず、
あるひは鼻かわき、衂血いづることをなす。
頦は腎に属す、
色黒きを順とし、黄なるを逆とす、
赤きは腎と膀胱とに熱ありて、
小便通ぜざることを主どる、
小児三歳より内は、
虎口三関の紋理を見て病をしるべし。
つづく
一足先にいただきました♪
参考文献:
『鍼灸重宝記』医道の日本社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
為沢