<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

ページを作りました。
来院される皆様に関係する内容となりますのでご確認下さい
       ↓
『当院でのコロナウイルス対策ページ』はこちら


どうも、新川です。

前回に引き続き、
巣元方らが著した
諸病源候論を読んでいきたいと思います。

今回も、
“風病諸侯(下)”の続きです。


《原文》

此由游風在於皮膚、逢寒則身体疼痛、
遇熱則瘙痒。

 


→諸病源候論 三十七巻にも
同じ題名の節があり、
そちらには
風邪が腠理に入るが邪気としては、
それほど強力ではないので、
ただ瘙痒感のみを感じるとある。

こちらの節では、
さらにその状態から
寒邪と逢えば疼痛を引き起こし、
熱邪と遇えば瘙痒となる
ことが記されている。

続く


参考文献:
『東洋医学概論』医道の日本社
『中国医学の歴史』
『中国鍼灸各家学説』
『中医学の基礎』
『中医基本用語辞典』東洋学術出版社
『校釈 諸病源候論』緑書房

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。


緑地公園 宿根リナリア
緑地公園 宿根リナリア

朝日を浴びて、
花も立派ですが
葉も凜々しくてよいですね。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here