<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
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こんにちは、為沢です。
今回は鍼灸重宝記の続きを紹介します。
妊婦(はらみおんな)
一、子なきは三丘・中極。又は腎兪・命門。
二、妊婦、頓に仆るることあれば、胎動して安からず。
あるひは、胎衝上て、心をせめ、
腹いたむには巨闕・三陰交に針すべし。
三、小産、胎堕して後、
手足水のごとく厥冷するに、肩井一針すべし。
針刺すことふかければ、悶へくるしむ。
急に三里に刺。
四、胎落やすきは神闕に灸す。永く落ず。
五、難産、横産、死胎には合谷を補して、再は瀉すべし。
三陰交・太冲。
六、横産にて子の手を出さば、
産母の右の足の小指の尖の上に、
灸小麦ほどにして三壮か五壮すべし。
七、胎子、手足を出さば、
針にて手足の心を一分刺て、塩をぬり、
徐に送入れば、子がへりして順に産す。
八、難産には至陰三壮、又、太衝三壮。
九、子心へつき上り、悶えくるしむには
巨闕・三陰交を瀉し、合谷を補すべし。
十、子心に衝上り、痛み息ずは気衝七壮。
十一、胞衣下らずは中極・崑崙・三陰交に針。
見ているだけで癒やされます。
参考文献:
『鍼灸重宝記』医道の日本社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
為沢