<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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為沢です。
今日は『類経』の続きを紹介して参ります。
攝生類
三、古有真人至人聖人賢人
『素問』上古天真論 &『類経』による解説
呼吸精氣，獨立守神，肌肉若一，
（前回のつづき…
張紫陽曰：心能役神，神亦役心，眼者神遊之宅，
神遊於眼而役於心，心欲求靜，必先制眼，
抑之於眼，使歸於心，則心靜而神亦靜矣。
此言存神在心，而靜心在目也。
又曰：神有元神，氣有元氣，精得無元精乎？
蓋精依氣生，精實而氣融，元精失則元氣不生，
元陽不見，元神見則元氣生，元氣生則元精產。
此言元精元氣元神者，求精氣神於化生之初也。
…つづく）
和訓：
古に真人、至人、聖人、賢人あり
『素問』上古天真論 & 『類経』による解説
精気を呼吸し，獨立して神を守り，肌肉一の若し，
（前回の続き…
張紫陽が曰く：
心が能く神を役し，神も亦心を役す，眼は神遊の宅，
神は眼に遊んで心を役す，心は靜を求めんと欲せば，
必ず先ず眼を制し，これを眼に抑えて心に歸えしむれば，
則ち心は靜にして神も亦靜なり。
これ心に神存れば，靜なる心は目に在るという也。
又曰く：神に元神有り，氣に元氣有り，精に元精なきことを得んや？
けだし精は氣に依て生じ，精實し氣融る，
元精失すれば則ち元氣生ぜず，元陽見われず，
元神見わるれば則ち元氣生ず，元氣生ずれば則ち元精產ると。
これ元精、元氣、元神は精，氣、神を化生の初めに求むることをいうなり。
北宋末の道士、張紫陽こと張伯端(987年〜1082年)の
精や気や神についての考え方について紹介しております。
ワトソン君って本業・医者やったんですね。
知りませんでした(°_°)
参考文献：
『类经』中医古籍出版社
『和訓語註 類經講話 一』績文堂出版
『現代語訳◎黄帝内経素問 上巻』東洋学術出版社
『中医基本用語辞典』東洋学術出版社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
為沢
