<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
ページを作りました。
来院される皆様に関係する内容となりますのでご確認下さい
↓
『当院でのコロナウイルス対策ページ』はこちら
どうも、新川です。
前回に引き続き、
巣元方らが著した
諸病源候論を読んでいきたいと思います。
今回も、
“風病諸侯(下)”の続きです。
《原文》
凡人有為鬼物所魅、
則好悲而心自動、
或心乱如醉、
狂言驚怖、
向壁悲啼、
夢寝喜魘、
或与鬼神交通、
病苦乍寒乍熱、
心腹満、短気、不能飲食、
此魅之所持也。
→要約すると、
魅とは、
「魑魅魍魎」=様々な種類の化け物を指す。
それらの影響により
精神的な疾患などが現れるとされる。
「魘」は
夢の中に出てくるとされる化け物。夢魔。
またそれを見て恐怖のためうめき叫ぶこと。
続く
参考文献:
『東洋医学概論』医道の日本社
『中国医学の歴史』
『中国鍼灸各家学説』
『中医学の基礎』
『中医基本用語辞典』東洋学術出版社
『校釈 諸病源候論』緑書房
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
すっかり秋の空気になってきました。
川の近く、風が吹くと少しひんやりしました。