<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
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どうも、新川です。
前回に引き続き、
巣元方らが著した
諸病源候論を読んでいきたいと思います。
今回も、
“風病諸侯(下)”の続きです。
《原文》
風邪者、謂風気傷於人也。
人以身内血気為正、外風気為邪。
若其居処失宜、飲食不節、致臓腑内損、
血気外虚、則為風邪所傷。
故病有五邪、一曰中風、二曰傷暑、三曰飲食労倦、
四曰中寒、五曰中湿、其為病不同。
風邪者、発則不自覚知、
狂惑妄言、悲喜無度是也。
→要約すると、
日常生活のリズムが乱れ、
飲食などの不摂生になることで、
臓腑を損傷し、特に外の血気が損なわれると、
風邪が侵入しやすくなる。
邪気による五種の病は
・中風
・傷暑
・飲食労倦
・中寒(＝傷寒)
・中湿
でそれぞれ特徴が異なる。
風邪病の特徴として、
・発病時に知覚がなくなる
・言行が狂乱
・悲喜することが常軌を逸する
などがある。
参考文献：
『東洋医学概論』医道の日本社
『中国医学の歴史』
『中国鍼灸各家学説』
『中医学の基礎』
『中医基本用語辞典』東洋学術出版社
『校釈 諸病源候論』緑書房
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
ある日の散歩、
直射日光を避けながら、
たまに水分補給。
