<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の
ページを作りました。
来院される皆様に関係する内容となりますのでご確認下さい
↓
『当院でのコロナウイルス対策ページ』はこちら
こんにちは、大原です。
前回の記事(冷たい飲み物と胃腸)では、
冷たい飲み物は
東洋医学でいう寒邪や湿邪となり
身体にとって負担となり得てしまうという話でした。
胃腸だけでなく、
関節や精神状態などにも影響を及ぼし、
様々な不調・症状が
あらわれるということでしたね。
さて、この
胃腸に負担をかける冷たい飲み物を
東洋医学では
「冷飲(れいいん)」といいますが、
具体的にどれぐらいの冷たさが
この「冷飲」になるのでしょうか?
現代の日本では
水道をひねれば水が出てきますし、
飲み水といえば他にも
いろいろな飲料水を
スーパー等で購入することができます。
また飲食店に入ると
まず冷えた水が出てくることが多いです。
では大昔はというと、
おそらく川の水や涌き水、井戸水などが
主な飲み水だったようです。
これらの水温はどれぐらいなのか、
各方面のホームページ等を調べてみますと、
年間を通じておよそ16〜18度だそうです。
(参考資料:
公益社団法人日本地下水学会
http://jagh.jp/jp/g/activities/torikichi/faq/39.html)
つまり、16〜18度の温度の飲み物であれば
その量にもよると思いますが
基本的には冷飲ではなく、
常時飲まれ続けられていた水温だといえます。
これより低い温度のものは、
健康な人といえども
身体にとって負担となりやすいといえそうです。
冷蔵庫の中で冷えた飲み物は、
通常の設定であれば
おそらく10度ぐらいになっていると思います。
実はキンキンに冷えた水よりも
15度ぐらいの温度の水の方が
おいしく感じると聞いた事があります。
何はともあれ、冷飲を飲み過ぎて
お腹を冷やさないよう、注意が必要ですね。
■参考資料
公益社団法人日本地下水学会ホームページ
http://jagh.jp