どうも、新川です。
今年もきれいに花を咲かせてくれました。
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さて、
ここからが本題です。
今回も、
尉繚子「攻権」篇のつづきです。
【攻権】
幸以不敗、此不意彼驚懼而曲勝之也。
曲勝、言非全也。
幸にしてもって敗れざるは、
これ不意にかれ驚懼して曲げてこれに勝つなり。
曲げて勝つとは、全きにあらざるをいうなり。
→十分な戦略や戦意をもたずして、
勝ちを重ねていても、
なぜ勝利したのかという根拠がないため、
再現性を保てられなくなる。
松浦静山(武芸にも通じていた肥前国平戸藩の第9代藩主)の言葉:
『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』
続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。