どうも、新川です。
年末に頂いたコーヒーを
遅ればせながら休日の一服で口にしたところ、
香りが高く嗅覚・味覚両方で楽しめました。
※ブラックが苦手なのでたっぷりミルク入りです笑
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さて、
ここからが本題です。
今回も、
尉繚子「攻権」篇のつづきです。
【攻権】
凡狭義而戦者、貴従我起。
争私結怨、応不得已。
およそ義を挟んで戦うものは、
われより起こすことを貴ぶ。
私を争い怨みを結ぶは、やむを得ざるに応ず。
→正義のための戦ならば、率先して兵を起こし、
敵の機先を制して正義の戦いであることを天下に明らかにしたほうがよろしい。
だが、たがいの利害に基づく敵対関係であったならば、
万やむを得ず応戦しるという態度を崩してはならない。
→必ずしも
「先手必勝」でなくてはならないわけではなく、
戦をする場合に大義名分を得ることが重要である。
それを得ることで、民意を得ることが出来、
兵士の士気もあがることになる。
無論、そのための準備を怠らないことが重要である。
続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。