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【お知らせ】年末年始の鍼灸施療


こんにちは、為沢です。

今日で2019年終わりですね。
大掃除などは終わりましたか?
2019年最後ではありますが
『格致餘論』の続きを紹介して参ります。


格致餘論:病邪雖實胃氣傷者勿使攻擊論 其之二

又叶先生患滯下,後甚逼迫,正合承氣証。
予曰:氣口虛,形雖實而面黃稍白,此必平昔食過飽而胃受傷。
寧忍一二日辛苦,遂與參、術、陳皮、芍藥等補藥十餘帖。
至三日後,胃氣稍完,與承氣兩帖而安。
苟不先補完胃氣之傷,而遽行承氣,吾恐病安之後,寧免瘦憊乎!

『格致餘論注釈』訳を使用:
また葉先生は滞下を患い、のちに甚だしく逼迫し、承気の証にまさに合致した。
私は「気口(寸口のこと)が虚であり、体は実といえども、
顔色は黄色でやや白く、これは必ずかつて食べ過ぎで胃が傷つけられているのである。
一両日は(痢病の)辛苦をがまんした方がよい」と言った。
そこで、人参・白朮・陳皮・芍薬等の補薬十余服を与えると、
三日後に胃の気はほぼ完全になり、そこで承気二服を与えると良くなった。
もし先に胃気の傷を補完せずに、急いで承気を与えたら、
私が思うに病が安定した後、痩せ衰えてしまうことを免れなかっただろう。


参考文献:
『格致餘論注釈』 医聖社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

ライトアップされた太陽の塔
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皆さんよいお年を!!

為沢

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