<近日開催予定のイベント情報>
11月24日(日)に学生向け勉強会を開催します。
詳しくはこちら→https://www.1sshindo.com/blog/zenith19204/


下野です。
江戸期に考証学派という
当時 世界最高峰の集団の中心であった
伊沢 蘭軒口述、森 立之筆記の『蘭軒医談』を読み、
再度 考証学と臨床力の高さを認識した。

特に、金元時代の医家達の治療に関する記述、
各疾病の病因を
歴代医家・書物から引用しながらも
伊沢 蘭軒達が生きた江戸期の東都の
人々の暮らしの違いから
その時代にあった病因を記述した点、
そしてそれも新治療法(といって言いのか)ではなく、
『内経』や『千金方』等の古から示された
治療方法によって病と対峙した点等 非常に勉強になりました。

有り難いことに
京都大学の富士川文庫さんで見ることもできますので
興味のある方は是非。

『蘭軒医談 1巻』(京都大学附属図書館所蔵)
『蘭軒医談 1巻』(京都大学附属図書館所蔵)

参考文献:
『蘭軒医談 1巻 』 京都大学附属図書館所蔵

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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