どうも、新川です。
朝から昼過ぎまで貸し切り状態でした笑
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さて、
ここからが本題です。
今回も
尉繚子「制談」篇の続きです。
【制談】
視人之地而有之、
分人之民而畜之、
必能内有其賢者也。
人の地を視てこれを有ち、
人の民を分かちてこれを畜うは、
必ずよく内にその賢者あればなり。
→戦に勝って他国の領土を併合し、
他国の人民を支配するには、
自国に有能な人材がいなれければならぬ。
人材も持たぬままに天下を支配しようと望んだなら、
必ずや戦いには敗れ、
将を失うに至るであろう。
かりに一度は勝つことがあろうとも、
一度は領土を拡張できようとも、
武力は衰え、経済は窮迫の一途をたどるだろう。
それはなぜか。
人材を持たぬ国においては、
必ずや法則も乱れるからなのである。
→規則や道具も用い方で効きが異なってくる。
その差が生まれるのは用いる人間によるところが大きい。
続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。