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こんにちは下野です。
では『五十二病方』の記事に参ります。
今回は少し長いので、
2回に分けて書いていきます。


【原文】
一、令金傷毋痛、取薺熟乾実、熬令焦黒、
冶一、朮根去皮、冶二、凡二物幷和取□
指最至節一、醇酒盈一衷杯、入薬中、撓飲。
不者、酒半杯。已飲、有頃不痛。


ここでは前回同様に
金物による傷の痛みを抑える処方を記している。
今回の処方は、
①十分に乾燥したナズナの実を黒く焦げるまで炒り、叩き砕いたもの
②朮(蒼朮か白朮)の根の皮を除いて、叩き砕いたもの
この2品を一緒に混ぜ、
三本指で第一関節に届くまでをひとつまみ取り、
中くらいの杯に入った濃い酒の中に入れてかき混ぜて飲む。
飲めなければ酒の量を半分にする。
飲んだ後、しばらく経つと痛みがなくなると
いうことを記している。


『ティム・クック』
『ティム・クック』SB Creative

現AppleCEOのティム・クック氏に関する書籍で、
クック氏を知るには、いい書籍だと思いました。


<参考文献>
『馬王堆出土文献訳注叢書 五十二病方』東方書店

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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