<近日開催予定のイベント情報>
8月11日(日)に学生向け勉強会を開催します。
詳しくはこちら→https://www.1sshindo.com/blog/zenith18815/
どうも、新川です。
これだけ暑いと、
酸味のものが欲しくなりますね。
———————————————————————————
さて、
ここからが本題です。
今回から
尉繚子「兵談」篇が始まります。
【兵談】
「兵談」とは、「兵を論ず」という意味を指す。
国都の建設は土地の地味をよく検討したうえで決定すべきである。
すなわち、城を築く際には、
まず地味、地勢等を考慮して、土地がらに相応した規模を決定する。
城の規模が決定したなら、その規模に相応する人口を収容する。
城内の人口が決定したなら、その人口を養うに足るだけの食糧を確保するよう努める。
城、住民、食糧、この三者が均衡よろしきを得ているなら、
内部の結束は固く、
戦っても敗れることはない。
戦勝於外、備主於内。
勝備相応、猶合符節、無異故也。
戦いは外に勝ち、備えは内に主る。
勝備、あい応ずること、なお符節を合わすがごときは、異なることなきがゆえなり。
→勝つことと守ることは表裏一体である。
内部が強固であれば、
それだけ自力があるともいえるので、
戦いにおいての強さにつながる。
続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。