こんにちは下野です。
では『五十二病方』の記事に参ります。
【原文】
一、久傷者、齏杏種中人、以職膏弁、
封□、虫即出。試。
一、久しき傷には、杏の種の中の仁を齏にして、
職膏を以弁り、□を封ずれば虫即ち出ず。試みよ。
長い傷には、アンズの種を刻み、
粘りのある脂肪で練り合わせて傷口をふさげば、
虫が出て、治りやすくなるといったものになります。
<参考文献>
『馬王堆出土文献訳注叢書 五十二病方』東方書店
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。