画像引用：『(新刊) 万病回春 8巻』（京都大学附属図書館所蔵）
【原文】
手少陰心経脈歌（続き）
多気少血属此経、此動心脾痛難任
渇欲飲水咽乾燥、所生脇痛目如金
脇臂之内後廉痛、掌中有熱向経尋
<手少陰心経第三に続く>
【現代語訳】
この経脈は多気少血であり、
動ずる病は難治の胃脘部痛、
乾いて水を欲し咽は乾燥する。
生ずる病は、
脇の痛み、目は黄変し、
上腕と前腕の内側後縁が痛み、
掌の熱痛が起こる。
<参考文献>
『万病回春解説』 創元社
『万病回春.巻之1-8』 早稲田大学 古典籍総合データベース
『現代語訳◉黄帝内経霊枢 上巻』 東洋学術出版社
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下野
