どうも、新川です。
先日、
心斎橋院に行かせて頂いた後に立ち寄ってみました。
夜風が気持ちよく、
散歩するにはもってこいですね。
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さて、
ここからが本題です。
今回は「応変」篇の続きです。
【応変】
「敵と川辺の湿地で遭遇し、
車輪は水中に傾き、轅まで水に沈み、兵車も騎兵も水びたし、
あいにく舟はなく、進退きわまった場合には、どうしたものであろうか?」
武候がたずねると、呉起は
此謂水戦。無用車騎。且留其傍。
登高四望、必得水情
「これを水戦と謂う。車騎を用うることなかれ。且それを傍に留めよ。
高きに登り四望せば、必ず水情を得ん。」
→ゆきづまりを生じたとき、
一定の距離をおき、客観的に観察しなおすと、
状況がわかり、道が開けることがある。/em>
追い込まれた状況でこそ、
現状を見極めることが必要だが、
その為の準備を怠らないことが必要である。
続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
参考サイト:
『呉子副詮』 国文学研究資料館HPより
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。