こんにちは盧です。
立夏もすぎて夏の様相が見えて来ました。
例年より寒いなあと思う日々ですが
みなさまどうぞ体調にお気をつけくださいませ。
本日は久々に本の紹介です。
『ルイボナパルトのブリュメール18日』
平凡社
書いたのはマルクス主義で有名な
カール・マルクスです。
マルクスといえば僕の中では
口の悪い頭のキレるオヤジといったイメージ
なのですがこの本では実際にあった出来事
フランスでのクーデターを
彼カールマルクスが時に緻密に時に大胆に分析し
マルクスのジャーナリストとしての手腕が
とても感じられる一作です。
近現代の天才たち
構造主義のレヴィ・ストロークスや
西洋の東洋に対する発見を見抜いた
エドワード・サイードたちも
本を書くまえにこの書を読んでから書き出す
といったインスピレーションの源泉でも
あったそうです。
それでは!