画像引用:『(新刊) 万病回春 8巻』(京都大学附属図書館所蔵)
【原文】
手少陰心経脈歌
手少陰脈起心中、下膈直與小腸通
支者還従心系走、直上咽喉系目瞳
直者上肺出腋下、臑後肘内少海従
臂内後廉抵掌中、鋭骨之端注少衝
<手少陰心経第二に続く>
【現代語訳】
手の少陰心経脈の歌
手の少陰脈は心中に起こり、
膈を下り小腸に通ず。
支なる者は心系を走り、
咽喉を上って目に繋がる。
直なる者は肺に上って腋下にでて、
臑の後肘内少海穴をめぐって
臂内の後廉より掌中にいたり
鋭骨の端少衝穴に注ぐ。。
<参考文献>
『万病回春解説』 創元社
『万病回春.巻之1-8』 早稲田大学 古典籍総合データベース
『現代語訳◉黄帝内経霊枢 上巻』 東洋学術出版社
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下野