どうも新川です。
本日から
元号が「令和」になり、
新たな時代が始まります。
変わっていくものと変わらないもの、
様々な変化が生まれてきそうですが、
自分の軸はぶれずにいきたいものです。
さて、
今回の書籍紹介は
かの剣豪、宮本武蔵の著した一冊です。
【五輪書】
実は、
10代の時に一度は手にしたものの、
全くちんぷんかんぷんで
数ページ読んで挫折したものです。
読み進めると、
全くの武芸書、兵法書というよりは、
心持ちの大事や
いろいろな事に通じるような本質的な事をあらわしているように思います。
その中の一節
一 兵法の拍子の事
「物毎に付け、拍子は有る物なれども、
とりわけ兵法の拍子、
鍛錬なくては及びがたき所也。」
(『五輪書』岩波書店より引用 )
拍子の解釈としては、
「リズム」「タイミング」とする訳者が多いようですが、
鍼の仕事にも大きく通じるところです。
今後も読み返していきたい一冊です。
『五輪書』岩波書店