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どうも、新川です。
豊中院の1階にある藤です。
先日、小さな蕾だったのが、
1週間も経たないうちに、
立派な新芽が出てきました。
このまま観察を続け
うまく開花できるのか
見守っていきたいと思います。
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さて、
ここからが本題です。
今回から「応変」篇が始まります。
【応変】
戦車は堅固で、馬は良馬、将は勇将で、兵は強兵
このような軍であっても、
不意に敵と遭遇したため、
混乱して隊伍が乱れることがある。
こうした場合は、どうしたものか?
と武候がたずねると、呉起は、
凡戦之法、
昼以旌旗旛麾為節、
夜以金鼓笳笛爲節、
麾左而左、麾右而右、鼓之則進、金之則止、一吹而行、再吹而聚。
不從令者誅。
三軍服威、士卒用命、則戦無強敵、攻無堅陳矣。
「およそ戦いの法、
昼旌旗旛麾をもって節となし、
夜は金鼓笳笛をもって節となし、
左に麾きて左し、
右に麾きて右し、
これを鼓すればすなわち進み、これを金すればすなわち止まり、
一たび吹きて行き、再び吹きて聚まる。
令に従わざる者は誅す。
三軍威に服し、士卒命を用うれば、すなわち戦うに強敵なく、攻むるに堅陣なし。」
戦いにあたっては、
軍を動かすための合図
命令伝達の方法が重要である。
その時の状況に応じて、
事前に合図を取り決めておき、
従わない者は厳重に処罰するなど徹底させる。
このように全軍が
正確に命令通りに動くならば、
急な敵にも混乱することなく、
敵に応対することが出来る。
続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
参考サイト:
『呉子副詮』 国文学研究資料館HPより
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。