どうも、新川です。

住宅街の中の森に迷い込む
住宅街の中の森に迷い込む

こちら
とある神社の裏の森なんですが、
たまに足を運びます。

何か出てきそうな感じがいいですね笑


今回から、
巣元方らが著した
諸病源候論を読んでいきたいと思います。


《原文》
中風者、風気中於人也。
風是四時之氣、分布八方、主長養万物。
従其郷来者、人中少死病。
不従其郷来者、人中多死病。
其為病者、
蔵於皮膚之間、内不得通、外不得泄、其入経脈、行於五臓者、
各随臓腑而生病焉。


《解釈》
中風病は風邪に感受して病となるものである。

「風」の特徴
→四方八方に分布し、
種種の生物を生長させ滋養するもの。
もし、風が正常な方位(順)から来て、
人がそれを感受して病を生じても、
予後は良好である。

それに反して、
正常でない方位(逆)から来た風邪に感受した病は、
予後不良である。

風邪の侵入
→風邪にあたれば、
人体の肌膚(皮毛)から入り、
営衛の運行を阻害して、
臓腑の気が宣通することができなくなり、
もし外襲してきた邪を外へ発散することができないと、
経脈へ侵入し、五臓へいき、
その結果、それぞれの臓腑によって異なった病変を発生させる。


参考文献:
『東洋医学概論』医道の日本社
『黄帝内経素問』
『黄帝内経霊枢』
『中国医学の歴史』
『中国鍼灸各家学説』
『中医学の基礎』東洋学術出版社
『校釈 諸病源候論』緑書房

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

新川

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