【心斎橋本院 開院のお知らせ】
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こんにちは盧です。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
みなさんどんな正月をお過ごしだったのでしょうか？
寝正月だった方が多いような気もします。
僕自身もそんな日々を過ごしたような気が・・・
少しリフレッシュに新年一発目の読書は
岡潔のエッセイでありました。
また紹介したいと思います。
新年一発目のブログは杜甫の鮮やかな詩で・・・
兗州（えんしゅう）の城楼に登る
東郡趨庭日。南楼縦目初。
東郡 庭を趨るの日。南楼 目を縦にするの初め。
浮雲連海岱。平野入青徐。
浮雲 海岱に連なり。平野 青徐に入る。
孤嶂秦碑在。荒城魯殿餘。
孤嶂には秦碑在り。荒城には魯殿餘る。
従来多古意。臨眺独躊躇。
従来 古意 多し。臨眺して独り躊躇す。
まだ東郡の地域で父に教えを乞うていた頃、
南の城楼に登ればその眺めをほしいままにしたものだ。
空に浮かぶ雲は東の海や泰山までつらなり、
一面に広がる平野は青州や徐州まで伸びていた。
ぽつんとそびえ立つ目の前の山には
秦の始皇帝の石碑が今なお在り、
荒れ果てた曲阜城には魯王の宮殿が
あとをとどめていた。
私にはその頃から
古いものに思いをはせる癖があるようで
城楼の上から帰れないでいる。
