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「天地のうみそだて給へる人をすくひたすけ、
萬民の生死をつかさどる術なれば、
醫を民の司命と云、きはめて大事の職分なり。
他術はつたなしといへども、
人の生命に害なし。
醫術の良抽は人の命の生死にかかれり。
人を助くる術を以、人をそこなふべからず。」
貝原 益軒『養生訓』より
下野です。
今回の養生訓は
医道を生きる者達への心構えとなります。
では現代語訳にしてみます。
「天地が生み育てた人を救い、そして助け、
万民の生死を司る術であるため、
医を民の司命という。
極めて大事な職である。
医以外の術は、下手であっても人の命に害を与えない。
しかし医術の良否は人の生死に関わる。
人を救う術で、損なってはならない。」
この医者は、
勿論当時を考えると漢方・鍼灸を扱う者たちであります。
はい、私達現代の鍼灸師も含まれる訳です。
この中で非常に重要なのは(下野の意見ですが)
「医術の良否は人の生死に関わる」といった一文です。
その理由として、
体を治すと言うことは、大袈裟かも知れませんが
本文通り人の命を救うこととなりますので、
しっかり学と術を取得し、
その為に努力、研磨し続ける必要があります。
鍼灸を医学として考えている者達だけでなく、
現代では慰安目的と思っている鍼灸師へのメッセージとして
非常に重みのある言葉です。
精進します。
今 流行の映画ですね。
中学1年の頃、Rock好きな音楽の先生に
授業開始の冒頭10分程QUEENの曲を聴かされました(笑)
特に印象に残っているのは
初期のハードロック曲の『Keep Yourself Alive』(邦題:『炎のロックンロール』)です。
<参考文献>
『養生訓』 貝原守一博士校訂本
『口語 養生訓』 日本評論社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
下野