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『鍼灸医学大系 (素問・霊枢 臨床研究)』という
黄帝内経の解説本の中に、
東洋医学とはどのようなものかが
分かりやすく書かれた記述がありましたので
抜粋します。
「西洋医学が顕微鏡がレントゲンその他いろいろな精密機械を用いて
調査した形態をモデルとして推理するに反し、
東洋医学は宇宙自然の大法則をモデルとした。
人は大宇宙の中に抱擁されてその生を営む小宇宙なのである。
従って大宇宙の諸法則はそのまま小宇宙たる人間にも適用される。
人間の生命はもとより五臓六腑の働きも
手足の活動もすべて宇宙自然の法則によってなされるものであるという
東洋人の人世観、即ち東洋哲学の基礎に立脚して成されるのである。
従って物の形態よりはその機能が主体なのである。
言葉を換えて申せば、解剖よりは生理を基礎とし、重視されて発展してきたものである。」
参考文献
『鍼灸医学大系㉓』 雄渾社