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どうも、新川です。
朝晩が涼しくなってきたので、
否応なく「衣替え」をしなければならなくなり、
休日にタンスと、押し入れの奥の衣装ケースの中身を入れ替えっこしました。
すると、
「一度も着てない服」が数着出てきたので、
そのまま捨てるのも忍びない。
よし古着屋に引き取ってもらおうということで、
近所のお店に向かいました。
服を売るというのは、
初めての経験だったのですが、
また他の方に利用してもらえるっていうのが嬉しいですね。
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ここからが本篇です。
呉 鞠通の『温病条辨』巻首 原病篇
の続きを 綴って参ります。
温病条辯
【巻首 原病篇】
《刺法論》曰。「帝曰、余聞五疫之至、皆相染易、無問大小、病状相似、
不施救療、如何可得不相移易者?
岐伯曰、不相染者、正気存内、邪不可干」
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「《刺法論》に曰う。
「帝曰く、余五疫の至るを聞くに、皆相染易し、大小を問うこと無く、病状相似る、
救療を施さず、如何に相移易せざる者を得可きや?
岐伯曰く、相染まらざる者、正気内に存すれば、邪は干すべからず」
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本条は疫病に感染しないための要因に関してです。
解釈:
五疫(さまざまな要因による温疫)が発生すると、
容易に感染して老若男女を問わず症候が類似する。
予防・治療の手段によらずに感染を防止するには、
正気を充実させることが重要である。
正気が充盛していれば、
邪は侵入できないので、温疫も発病しない。
呉鞠通、葉子雨ともに、
「正気存内、邪不可干(正気内に存すれば、邪は干すべからず)」の
一文に要点が集約されていると語っている。
続く
参考文献:
『黄帝内経素問』
『黄帝内経霊枢』
『中国医学の歴史』 東洋学術出版社
『中医臨床のための温病条弁解説』医歯薬出版株式会社
新川