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こんにちは盧です。
最近、慢性疲労症候群というのをよく聞きますが
伝統的にもよく見られる症状だったようです。
専門的には虚労というのがそれに当たると考えられます。
どんなものか少し調べてみました。
雑病広要第六巻：虚労より
虚労之病、大端不過於陽虚陰虚而治之、
之法亦不外于補陽補陰然、其実属陰虚者為多仲景用建中湯、
扶陽以配陰者、固有妙也
口語訳：
虚労（元気がなくつかれやすい状態）の病は、
大まかに言えば陽虚または陰虚として治す。
これは治療法が補陰と補陽から離れない事をいい、
実際には陰虚の者に小建中湯（補陽の薬）を用いて
陽を補い、その結果陰を養うのは
実に素晴らしいやり方であることだなあ
虚労の治療において
補陽・補陰の重要性を説き
同時に補陰と補陽は独立したものでなく
相互に関連することをここではのべる。
参考文献
「漢方医学書集成48 多紀元堅」名著出版
