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どうも下野です。
今回は肺経の「肺病飲食宜忌物」の記事になります。
ここは『甲乙経』からの引用となるので
サラッとすすめていきます。
【原文】
肺病飲食宜忌物。
甲乙経曰、
肺病者、宜食黍、鷄肉、桃、葱、宜辛物、忌苦物。
<手陽明大腸経脈歌に続く>
【現代語訳】
肺病の飲食宜忌の物。
『甲乙経』に言うには、
肺病には黍、鶏肉、桃、葱を食するのが宜し。
辛い物が宜し。
苦き物を忌むと。
【解説】
ここでは肺病の飲食宜忌（食べて良いもの、避けた方が良いもの）に関して、
『鍼灸甲乙経』より引用している。
そこには
五行を基にした飲食が記されており、
五行で金に属す肺の病には
辛味のある物が良いとされ、
それが本文中の食物になる。
また反対に苦味は禁忌とされてる。
↓の動画は、
先日行われたGoogle I/O 2018のものです。
日本への対応はまだ未定ですが、
当院にもこのように予約の電話が掛かってくる日が来るのでしょうか。
ご興味のある方はどうぞ。
1:55:00あたりから始まります。
<参考文献>
『万病回春解説』 創元社
『万病回春.巻之1-8』 早稲田大学 古典籍総合データベース
『完訳 鍼灸甲乙経』 三和書籍
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
下野
