<近日開催予定のイベント>
「素問を読もう!」勉強会のお知らせ
毎週火曜19時〜 または 毎週木曜13時〜 (途中からの参加も可能です。)
こんにちは盧です。
みなさんお花見はもうされたのでしょうか?
うちの近くの桜もぼちぼち
満開になろうとしているようです。
暗い夜道を歩いていて
ふと夜桜を見ると少しホッとしたような
気分になりました。
読書の秋とは言いますが、
読書は年中楽しめるものであります。
今日はこの前、本屋でふらっと読んで
思わず購入してしまった運命?の一冊を
ご紹介いたします。
「ゾウの時間 ネズミの時間」
本川達雄 著 中公文庫
犬の10歳は人間で言えば〜歳。
ハムスターの2歳は人間で言うところの〜歳。
以外と普通に言われることだけれども、
果たして僕らと犬やハムスター
はたまた僕ら人間とアメーバーは
同じ時間を過ごしているのだろうか?
そんな素朴な疑問から始まるのが
この本の面白いところなのです。
確かに小さい動物は機敏で
大きい動物は優雅であり、
どうも違う時間が流れていると
考えても素人目に見ても良さそうです。
著者は心臓の鼓動の回数が
どの動物でもほぼ変わらないことから
この謎に挑み解決しようと試みます。
・・・この本、
読んでみて動物ごとに流れている時間が
違うのではないかと言うのが
とても新鮮な視点でした。
ともすれば、僕ら人間に流れている時間も
少しずつ違ってきてもいいのでは
ないだろうかと妄想してしまうのです。
今度会うあの人はどんな時間の中を
生きているのだろう?
そんなことを思わせてくれる一冊です。
追記:
知らなかったのですが25年以上売れ続けて
今や78版まで出ている超ロングセラーな
読み物でした。人気の理由も納得です。