2月11日(日)、
当院に於いて第五回の東洋医学講座を開催し、
多くの皆様にご参加を頂きました。
当初、「東洋医学の歴史と春の養生」と
いう内容で進めていく予定でしたが、
色々と話が大きくなり、
また時間も予定時刻をオーバーし、
ご参加頂いた方々にはご迷惑をおかけしましたm(__)m
ただ皆様方から嬉しいお言葉も頂け、
開催して良かったなと思っております。


では、今回の講座で
皆様より頂いたご質問にお答えしていきます。
先ずはT様のご質問です。

第五回 東洋医学講座Q&A
第五回 東洋医学講座Q&A

はい、よくこのご質問は頂きます。

東洋医学で病を診断する上で
ご質問にもご記載がありました
五臓六腑の状態を診ているのですが、
これを舌・脈・お腹・そして経穴(ツボ)を通して診ております。
勿論これだけではなく、
動作や顔色、臭い、言葉の早さや強さetc.
専門的には望診・聞診・問診・切診の
四つを総合的に診て(四診合参と言います。)
治療方針を考えて参ります。

で話を舌・脈・腹に戻しますと、
舌は舌本体の色や形、苔の有無等を、
脈は速さや太さ、脈力の有無、
皮膚表面で打っているのか、
それとも骨まで押していかないと取れないか等、
お腹はお腹のどこが堅くて、どこが力がないか、
また皮膚の状態(発汗や乾燥など)等を診ております。

そして
これら全ての情報を基に、
五臓六腑にどういった変調が起こっているのかを
判断して、それに適した治療を行っています。

回答者:下野

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