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古い医書は漢文で書かれていることが多いです。
そこで今回は
漢文の文法・特徴などを学ぶことを目的に
論語を読んでみました。
学而第一より
子曰。
學而時習之。不亦説乎。
有朋自遠方來。不亦樂乎。
人不知而不慍。不亦君子乎。
読み:
子曰わく、
学びて時に之を習う。また説(よ)ろこばしからずや。
朋(とも)有(あり)、遠方より来たる。また楽しからずや。
人ひと知しらずして慍(うら)まず、また君子ならずや。
意味:
先生がおっしゃるには
「習ったことを機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことでしょうか。
友人が遠方からわざわざ私のために訪ねてきてくれることは、なんと嬉しいことでしょうか。
他人が自分を認めてくれないからといって不平不満を言わないことは、なんと徳のある人ではないでしょうか。」
「説」という字を「よろこぶ」と読むのは、
全体の文脈から「説」の字を「悦」として読んでいるためです。
漢文を読むには、
前後の意味からその文字がどういう意味をもつのかを
推理していくことが必要になります。