水の惑星、地球。
地球上の水の内、
淡水がしめる割合が2.5%、(海水が97.5%)
そのうち 飲み水として使えるのが1%以下!
(69%が氷河や万年雪、30%が地下水)
〈『COURRIER JAPON』より。〉
こういった記事を読んで とてもドキリとした。
知ってましたか?
世界の人口の6人に1人は安全な水を摂取出来ていない、
そのことによって命を落とす人は、
せんせによって命を落とす人より多いのだそうだ。
だからどうだと言う気はない。
この記事の信憑性を確かめたわけでもない。
ただ 僕の中で 少し価値観の変化が起こりそうな
ドッキリとした感覚があったので紹介した。
僕らは病治しを生業としている。
患者達は衣食住を基礎においた生活を送り、
不和が生じる事によって、
僕らに治療を依頼する。
生活を改善する、 我々が施術を施す。
治る者がいる。感謝する。
治らぬ者は、なんとか治せと憤る。
我々は、少しでも高みへということで日々鍛錬する。
そういったサークルの中。
そういった選択肢を持っている時点で
大変恵まれているのかもしれない。
忘れぬ為に書いておいた。
水が我々の元にある時、それは繁栄の徴(しるし)であり、
水が我々のもとから離れたとき、それは決別の時となるのかもしれない。
水は形を変える。
水を採取しようが、水を構成するものを一滴たりとも
人類が消滅させる事は出来ない。
彼らは形を変えるだけだ。
場を変えるだけだ。
彼らの場を人類は追い求めるだろう。
しかし、彼らが人類にそっぽを向いたとき、
上記にも書いた通り、まさに決別の時だ。
これからそのような水との対話の時代が始まりそうな気がしている。
水と人
主導権はどちらか。
言うまでもなく水だ、人間様ではあるまい。
主従を誤ってはならない。
鍼灸師 , 林