<近日開催予定のイベント>
11月11日(土):参加申込み受付中!【第四回 一般向け東洋医学養生講座 】
12月6日(水) :告知!第6回、鍼灸学生の為の勉強会
どうも、新川です。
先日、
患者さんから
「『まんパク』のチケットがあるので、よかったらどうぞ!」
といただいたのですが、
皆さんご存知でしょうか?
『まんパク』は、万博記念公園で開催された
全国の美味しい食べ物を集結させたフードフェスでして、
大阪以外でも行われているイベントのようです。
当日は
ちょうど台風が接近している時で、
あいにくの悪天候でしたが、
予想以上に大勢の人が来場しておりびっくりしました。
食べるのに必死で、
自分が買ったものの写真を撮り忘れてしまいました(泣)
が、お腹もいっぱいで有意義な休日となりました!
D.Bさん、ありがとうございました☆
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さて、
ここからが本題です。
今回から「行軍」篇が始まります。
【行軍】
決して狭義の意味で行軍を語られてはおらず、
事細かく具体的な例をあげており、
よくよく敵や状況を観察することの重要性をといている。
主な見方として、
・地形に応じた戦闘配置
・敵の動静を察知する方法
・敵の内情を判断する方法
・人心掌握術
などの観点から解説されている。
もちろん、お互いがこれらの兵法を知識として持ち合わせていれば、
これらの知識を逆に利用して、
弱っているふりをして逆襲することなど、
裏の裏をかくという心理戦や駆け引きという要素が関わってくる。
ただし、
自然現象や、人の感情や生理的な問題などは
人為的に操作出来ないものであるから
それらの知識に長け、また実際に戦闘の場で判断出来るかが必要となる。
そこで以下の一文がある。
塵高而鋭者、車来也。卑而広者、徒来也。
散而条達者、樵採也。少而往来者、営軍也。
塵高くして鋭きは、車の来たるなり。
卑くして広きは、徒の来たるなり。
散じて条達するは、樵採するなり。
少なくして往来するは、軍を営むなり。
これらは、相手が行軍する際の、
土埃の舞い方から相手の状態を判断することが書かれている。
これらの知識を丸暗記しても意味がなく、
些細な部分にも着目し、判断することが大事である。
次回へ続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。