下積み修行中の紅露くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


こんにちは紅露です。
今年も無事、京都での送り火が灯されました。
自分自身、無知な所が多すぎて、
お盆にお墓参りに行く等、
最低限の事はしていましたが、
それが果たしてどういう理由で行くかや
時代背景を知らずにいました。
この世界に入ってたくさんの患者さんと関わり、
教えて頂いた場所や行事には出来るだけ、
実際に足を運び触れてみる事は心掛けていましたが、
今思えば行って触れただけで、
その行事がどのような思いで行われ、
どのような意味があるかを理解していなかった気がします。
今年は人々に大きな考えさせられる出来事があり、
昔からの伝統行事や祭りが多く取り上げられています。
自分自身もこの機会に、
背景を考え、調べる癖をつけて、
一つ一つの行事の重みを知っていきたいです。
それが治療の弁証を考える肥やしにもなると考えます。

今日も六淫(外邪)について分かりやすい様、
イメージしながら理解していきたいと思います。


④湿

「思い・汚く濁る」
☞身体や四肢、関節の重だるさや痛み
「粘る」
分泌物や排泄物のべとつき、大小便の切れが悪く、
なかなか拭き取れない
(例)リウマチ(風湿病):毎年梅雨時に悪化
「下方へ流れる」
☞帯下・脚気
(例)浮腫
顔面のむくみ(風邪)⇔下肢中心に出現するむくみ(湿邪)
「陰邪で、昇降作用(肺・肝・脾・胃)、
  腸腑の伝導、膀胱の気化等に影響」

☞特に脾陽が障害:尿量減少・水腫・腹瀉等

⑤燥

「肺を傷りやすい」
陰液を消耗して潤いを消失させる
→肺の陰液消耗→宣発・粛降作用失調
☞から咳・喘息して胸痛
「潤いがなくかさついて渋る」
口鼻・皮膚は乾燥して口渇
肺と表裏関係にある大腸に影響
☞大便は乾燥して出渋る

⑥火(熱)

「熱く燃え上がる」
「焼き尽くす」
最も津液を損傷しやすい
☞便秘・口渇して水分を欲する・尿赤短小
正気をも損傷
☞津液損傷症状+息切れ・力が入らない・だるい(気虚)
「熱風を吹き上げる、血を動かす(出血促進)」
☞入浴・興奮による鼻出血等
※風を生む特性:破傷風(高熱+角弓反張)
「腫瘍を形成しやすい」
(例)餅に火が通ると膨らむ
☞局部に結集して、血肉を腐食する事で起こる

紅露

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