どうも、新川です。
とある公園内にある森の入り口です。
目的地に行く際にここを通ると近道になるので、
とことこ入っていったのですが、
歩いているとなんだか周りから自分だけが浮いているような感覚で、
足早に駆け抜けました。
特に人気がない森林に入るときは、
癒しを感じるより先に、「怖さ」を感じますね。
森を抜けると、写真を撮っているおじさんに遭遇したので、
やたらホッとしました笑
さて、
ここからが本題です。
「軍争」篇の続きです。
【軍争】
これまでにも、
戦に勝とうとするならば、
相手の事をいかに知るかが重要であると、
再三語られてきた。
相手が人間である以上、
心理面も含めて「人間」に対する知識を得、
さらにそれを実践的に運用出来るかにかかってくる。
以下がその心得となる。
・気を治める
人間の気分は、朝は充実しており、昼にむけて徐々にだらけてきて、
夜になると休息を求めるようになる。
士気もこれと同じように状況によって変化するものである。
戦上手は、この士気の変化を見定め、
精気の満ちた敵は回避し、だらけたり士気の衰えたところを狙って撃つ。
・心を治める
味方の内部を掌握しておいて敵の乱れを窺い、
味方は静かに戦の準備を調えさせ、
敵が軽はずみに仕掛けてくるのを待つ。
・力を治める
地の利を得た場所を確保し、敵が来るのを待ち構える。
余裕をもって敵の疲れを見守る。
自軍の兵には腹一杯食べさせ、敵の飢えを待つ。
・変を治める
十分な準備をしてきた相手や、
堂々たる陣を張って守る敵に対しては、
正面衝突を避け、奇策を用いて意表を衝く。
次回へ続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。