どうも、新川です。
中国の古典を読むにあたり、
どうしても歴史を学ぶ必要が出てきます。
三国志など、好きな人にはたまらない歴史が
中国には多く存在しますが、
まんがの三国志でさえ読んだことがなかったので、
まずは先日テレビで放送されていた
『レッドクリフ』から見始めることにしました。

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(2010/12/17)
トニー・レオン、金城武 他

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いわゆる赤壁の戦いといわれるものですが、
登場人物が多すぎて少し混乱しながらの視聴となりました(汗)
さて今回は、
黄帝内経素問の記事です。


【上古天真論篇 第一】
黄帝:「私は、
『昔の人はみな百歳になるまでも生き、
しかも行動は衰えたりはしてなかった』

と聞いている。
ところが、現在の人は五十歳なるやならずで動作が衰えてしまう。
これは時代環境が異なっているためなのか、
それとも人々が養生の道にはずれているためか」
それに対して、
岐伯:「上古之人、其知道者、~」
とあり、『養生の道理をわきまえよ』ということが綴られている。
具体的には、
岐伯:「法於陰陽、和於術数、食欲有節、起居有常、不妄作労。」
→『陰陽の法則や流れに則し、身体を鍛錬し、
節度をもって食べ、適度に働き休み、むやみに動き過ぎないこと』
非常に一般的なことを述べているが、
実際に実行出来るか となると困難に思える。

またこれらの養生が、
精気を充実することに繋がる。
精気とは、この篇の題名の天真のことであり、
父と母から頂いた根本的な力の源のことである。
黄帝:「老いてもなお 子を産むことが出来る人がいるが、
これはどういうことか?」
岐伯:「夫道者、能却老而全形、身年雖寿、能生子也」
→『養生をわきまえている人は、精気(天真)を保つことが出来、
肉体は容易に老い衰えません。それゆえ高年齢になっても
それまで通り子を産むことが出来る。』
精気を保っていれば、
天寿を全うし、高齢でも子を授かることが出来る
と綴られている。 
新川


参考文献:『黄帝内経素問 上巻―現代語訳』 東洋学術出版

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