どうも、新川です。
昨年の最後のブログにて
『初日の出』のお話しをしたのですが、
年末の体調不良にて断念致しました。
無念ですが、自業自得です(涙)
初日の出の次に行くと言えば、
『初詣』です。
大阪で変わったところがないかなと探していたところ、
これはっ! というところを発見致しました。
中央区道修町2丁目にある
少彦名神社(すくなひこな じんじゃ)です。
この神社では、
日本の薬祖神である少彦名大神と、
中国の薬祖神である神農
が奉られております。
この周辺は元々薬の町として有名で、
現在では多くの製薬会社が集中している街です。
彼らは、まさしくこの街の守護神ですね。
さて、今回は
腎ー恐 についてです。
腎ー恐
『恐』
物事に対しておそれおののく精神状態であり、
びくびくしたり、おどおどした状態を指す。
氣不足則善恐
(腎気が弱ると物事に対して、頻繁に恐れを抱いてしまう)
『霊枢』より
腎気が弱ってくると、
恐れの感情が湧き易くなり、
何かに追いかけられている感覚になる。
また怖い夢をみることも症状の一つといえる。
『恐』により腎を傷り、
腎気不固となると
遺尿(失禁、幼児であればおねしょ)、
難聴、精神疲労、倦怠、膝腰がだるく軟弱になる、
などの症状がみられる。
また、人の精神・意識・思惟活動を主る
心が弱っても、びくびくおどおど と
怯えて恐の感情が現れ易くなる。
新川
参考文献:『鍼灸学[基礎編]』
『中医弁証学』 東洋学術出版社
『中医基本用語辞典』
『臓腑経絡学』 アルテミシア