この次期以外では温邪が
入って咽干することが多いが、
昨日辺りから、
腎気の衰えのあるものが
外邪がほとんど弱い状況で
咽干しはじめるものが多かった。
これに対しては腎気をフォローする事により、
しっかりと取れるが、
その腎気の補い方にもひと工夫加えると
効き方が全く異なる。
春や夏よりも
受け手が
じっとりと、少しずとっと来るような
重さをもってやや深く鍼を求める。
それに応じると良い。
気分が急いて肝気の疏泄が阻害されている事も多く、
それに対しても考慮して行かなければなりません。
上焦、心の位で気滯を起こしている場合も多い。
結果、冷えのぼせる。
天地の営みとはまた異なるかもしれませんが、
人の作り出したシステムとして
正月はどうしても忙しい方が多いので
置かれた状況をよく汲む事も重要のようです。

2 コメント

  1. 先生のコメントを読んで慌ただしいからといって気持ちまで持っていかれないようにしよう・・・と思いました。
    忙しかったり思い通りに進まないことでイライラしてもなんの得にもならないんですよね。
    年末に限らずいつも心がけたいことではあるのですが。
    以前は自分の性格の短所と思っていた部分もこちらで治療を受けたり東洋医学の考え方を教えてもらったり
    するうちに、五臓が弱ってるからこういう風に考えるのかもしれないな、とにかくカラダを治そう、
    と体のせい?にするようになりました。
    (いいのかわるいのか・・・)
    一鍼堂さんとの出会いは私に大きな変化をもたらしてくれました。
    感謝感謝です。

  2. そう言っていただけると
    修行のかいがあります。
    今年はもっと技術的にも向上出来るよう
    がんばりますので
    どうぞ宜しくお願い致します!

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