こんにちは、為沢です。
まずは御報告が。
新鮮なお野菜いかがですか?
に掲載されたきゅうり・トマト、
御好評につき全て御持ち帰り頂きました♪
皆さん笑顔で持って帰って頂いたので
こちらもとても嬉しかったです。
ありがとうございました!
えー、
私の記事は久々の更新になりました(汗)
早速ですが経穴解説No.24 足陽明胃経の梁門を御紹介致します。
どうぞお付き合い下さい。
足陽明胃経
梁門(りょうもん)
「梁」とは、経気が流注する重要な部位を指す言葉であり、
本穴は足陽明胃経の気が出入する重要な門戸であることから
梁門と名付けられました。
(臨床経穴学より抜粋)
取穴は臍の上4寸(中カン穴)の傍ら2寸に位置し、
解剖学的に右梁門穴は胃の幽門部にあたります。
臨床的には施術ではあまり使用しませんが
腹診にて胃土の情報を捉える経穴です。
『類経図翼』には
「中カン、建里、梁門などの経穴には妊婦灸するべからず」
とうように妊婦には禁灸穴の指摘をしていますが、
弁証論治に従い寒涼傷胃や脾胃虚寒の場合であれば
施灸も可能であります。
本穴に限らないことですが
腹部の経穴刺鍼の際、
臓器の損傷に気を付けて下さい。
参考文献:
『針灸学[経穴篇]』
『臨床経穴学』 東洋学術出版社
『弁釈鍼道秘訣集』 緑書房
『経絡経穴概論』 医道の日本社
為沢