下積み修行中の紅露くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
どうか見守り 応援してやって下さい。
こんにちは紅露です。
ゲリラ豪雨も一段落着いて、真夏日が続くようになりました。
先日のニュースでは、聞き覚えがない「高音注意報」が
兵庫と大阪に発令されていました。
35〜6℃まで上がるみたいです。
猛暑日の発汗は陽気を漏らしやすく、十分な注意が必要です。
こまめな水分・栄養補給はもちろんの事ながら、
ペットボトル症候群にならない様、糖分の取り過ぎにも
気を付けて、日々をお過ごし下さい。
今日も臓腑についての基礎を理解してきたいと思います。
⑤腎・膀胱
腎:作強の官、技巧を出づ
生命維持の為の原気をつくり、根気や忍耐力を形成
膀胱:州都の官、津液を蔵して気化する時はよく出づ
水液を貯蔵するタンク
『主な働き』
腎・膀胱
・精気を蔵す
・発育成長
・生殖を主る
・水液代謝や呼吸作用を管理
・粛降によってつくられた水の排泄を管理
・「肺は気の主であり、腎は気の根である」
(例)副腎皮質ホルモンが喘息に対して有効☞腎の肺への影響
健康時
腎の働き
①精を蔵す
②命門の火を保持
生命維持の基本→「精血の海」
腎陽=命門の火
脾を温めて消化不良等を抑制
③骨髄・脳髄を管理
腎は精を蔵す
⇩
精は髄を生む
⇩
髄は骨を栄養
髄が集まって脳となり、知能・発育と関係
④耳と二陰
耳:上部で繋がる
二陰:下部では外生殖器(前陰)と肛門(後陰)に開口
⑤体液等の水液を調節
腎陽(全身を温煦)旺盛→排泄作用促進
腎陰(臓腑・脳髄・骨を栄養)旺盛→保留作用促進
⑥納気作用を促進
気の調節作用(主に肺の吸気を助ける)
⑦気化作用によって尿の生成を行う
膀胱:右腎→副腎の働き
左腎→腎機能を保つ
⑧奇恒の府を蔵す
形態は腑に類似し、作用は臓に似ている
膀胱の働き
・津液を蔵す
働き低下
①精
・不妊症
・発育不良
・精液の減少
・遺精
②命門
・夜明け前の下痢(五更泄瀉)
・インポテンツ
・早漏
・冷え性
③脳と骨髄
・めまい
・健忘
・歯が緩む
・動作緩慢
④耳・二陰
・耳鳴り
・耳聾(じろう):耳の詰まり
・大小便の異常
⑤水液
・浮腫
・水腫
⑥納気
・喘息
・呼吸困難
⑦膀胱
・排尿困難
・頻尿
・遺尿
・失禁
⑧奇恒の腑
・全身倦怠
・脈拍異常
・生理不順
生理
膀胱の開閉や排尿量の調節は、
腎が主る固摂・気化作用で統轄される
病理
排尿作用の失調(失禁・遺尿・頻尿等)
老化によって腎機能が低下した為に
固摂や気化作用が衰退して、膀胱の機能を
統轄できずに生じた病症